第１２回クリエイターEXPO出展、終わりました
東京ビッグサイトで開催されたクリエイターEXPO、6月28〜30日までの出展が終わりました。
私は去年の初出展に引き続き２回目です。
クリエイターEXPOとは東京ビッグサイト全体で開催されている「コンテンツビジネス総合展」の中の、一つの展示会（企業向けの商談イベント）なのです。
そのクリエポに出展する人はというと、イラストレーションゾーンだけでも220ブース（今年）!
その他、児童書・絵本、アート、漫画、デザイン、映像・アニメーションゾーンなどもあり、本当に本当に、大規模な展示会です。
去年は水彩タッチをメインビジュアルにしたのですが、ちょっと印象が弱く埋もれた感があったので、今年は歩いている人に足を止めてもらえるよう、「インパクト」のあるブースにしよう！と思っていました。
メインビジュアルは「和・時代絵」をメインにするか、「学生」をメインにするか・・・悩んだすえ、ドラマ「大奥」を見て想像した花魁姿の「牡丹将軍」にしました。
そして、アニメーションを作っていることもあり、ディスプレイモニターを借りてPR動画を流すことにしました。
さて搬入日、夫に運転してもらって東京ビッグサイトまで。
広いな〜！
今年は後から申し込んだので、自分で場所が指定できなかったのですが、少し広い通路に面した「k-22」でした。
最初はこんな感じ・・・
殺風景！！
ここから、背面に垂れ幕やディスプレイモニターを設置していきます。
垂れ幕がたわんでしわになってしまうのが残念。
イラストも、もう少しメリハリをつけてもよかったかなぁ。
次の課題にします。
さていよいよ始まったクリエポの感想はというと・・・
この花魁がすぐ目にはいるのか、「探してるイラストレーターと違う」と思った人はパンフを渡してもなかなか受け取ってはもらえない！
これはこちらからいくしかない！と、「よろしかったらどうぞ〜」と前を行き交う人にパンフを差し出しまくりました。
パンフの中には「学生」や「飲食物」のイラストも収録してあったのですが、お隣は「食べ物」専門のイラストレーターさんで、メインビジュアルもはっきりわかりやすいためそちらに吸い込まれていきます。
私も食べ物や学生も描いているんですよ〜というアピールも込めて、途中から裏面を表にして渡しました。
すると、「あ、こういうイラストもあるんだ」という反応して受け取ってくれる人も多くなった気がします。
また、今回の目玉にしたディスプレイですが、来場者さんは背面を見ているのを感じたたため、3日目にモニターを背面の高い位置に設置し、机の上においたパンフレットは、去年使った高さのあるラックに変更しました。
ディスプレイの位置の変更で、遠くからでもパッと目に入るようになったと思います。
こうしてその場の状況に応じて変えられるのが、3日間ある展示の醍醐味ですね。
この3日間、会場で浴衣に着替えてから毎日ほとんど立ちづくめでパンフを配り続け、最後には足がつったりして意識朦朧としかけましたが・・・
２０年ぶりに会えた方もいたり、同じ会場の出展者さんと色々な話ができたり、以前のお仕事のクライアントさんとゆっくりお話しできたりと、本当に濃い３日間でした。
ちょっとターゲットを絞りすぎたかなと思ったのですが、このイラストだから打診をいただけたお話しもあり、どう出るのかは今後次第かなと思います。
また、同会場で開催されている「映像・アニメーション」ブースや、「ライセンジング・ジャパン」で刺激を受けまくりました。
帰ってから、出展しているクリエイターさんや見学に来た方々からもらったお菓子や眺めながら、しみじみ貴重な出会いの場だったなと思っています。
普段家で一人制作していて、何日もかけて描きあがったイラストをSNSにアップしてもあまり反応がなかったり、ポートフォリオを送っても無反応だったり。
手を抜かずに丁寧に描いているつもりではありますが、なかなか原画を見てもらえる機会もなく・・・
今回原画を持っていき、来場者はほとんど関心を示しませんでしたが（というか、気がつかないよね）、クリエイターさんやクライアントさんが見てくれて、「きれいですねー。」「モニターではこういう色だったのわからなかった！」「この絵、好きです」などと感想を言ってもらえたりしたのが、本当に嬉しかったです。
お話しできた方、タイミングが合わずできなかった方々含め、本当に感謝の気持ちを申し上げたい！
どうもありがとうございました。
会場で配布したパンフレットをご希望の方には送付いたしますので、MAIL FORMからお知らせください。
来年は7月3日から〜5日までの会期で、３回目の出展をする予定です。
今度はどういう展示をしよう？と今から考えたりしています。
