神保町 文房堂 枯葉庭園さん個展へ

今日は「食べもの通信」社さんにて色校正の確認でお伺いしてきました。

そして今月開催される「食べもの通信創刊55周年記念のつどい」の会場にて、この1年間で描いた「四季の保存食」の挿絵も展示していただけるとのことで、原画を全部お渡ししてきました。

(そのままだと余白スペースがまちまちだったので、整えてファイリングしておきました)

なかなか原画を見ていただける機会がないので、見ていただけるのはとっても嬉しい。

編集の方にディスプレイをしていただくとのことで、お忙しい中本当に感謝です。

さてその帰り・・・

神保町の文房堂で水彩作家の枯葉庭園さんの個展「永遠の夢を見て」が開催していたので、伺ってきました。

以前からSNSでは拝見していましたが、やはり原画は違う・・・!

青の深さと、絵の具に含まれる煌めき感に見入ってしまいました。

ちょっとアンニュイな表情の美少女たちの、夢の世界に引き込まれそうです。

じーっと絵を見ていると、なんと在廊されていた枯葉さん本人が話しかけてくれました!

枯葉さんは画材についてとても詳しく解説されているブログがあるのですが、この展示でも紙の種類までキャプションに書いてあり、さすが!と思いました(やはり色々な方に聞かれるとのことでした)。

私も水彩について色々とお聞きしたいと思っていたのですが、本当に親切に答えてくださって、なんと心の広い方なんだ!

枯葉さんとお話しているうちに、アーティストののはらゆうこさんとクサカベの社員さんが来場されて、お二人とも全く面識がないにも関わらず、いつの間にか(?)私も会話の輪に参加させてもらっていました。

色々な話が膨らみ、クサカベの工場見学にお誘いいただくことに・・・!

以前から「工場見学、面白そうだな・・」と思っていたのですが、まさかこんな形で具現化されるとは思いもよらず。

しかも、ラピスラズリの原石を削って絵の具を作れるかも、ということで、とーっても興味深いです。

やっぱり鉱石から作る絵の具は、キラキラと光るそうで・・

そんな絵の具でいったい何を描けばいいかな。

それは来年の話なのですが、楽しみです。

枯葉庭園さんの個展は11月11日(火)の17時までだそうです。

見にいっていない方、原画の美しさをぜひ肉眼で堪能することおすすめします。

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イラストレーター翠唯(すい)

デザインの専門学校を卒業後、映像系グラフィックス制作に携わりながら、個人でイラストの仕事も請け負う。
退職後、充電期間を経てフリーのイラストレーターとして活動中。
シズル感のある飲食物や、きらめき感のある情景を描きます。
企業PRイラスト、書籍や雑誌の挿絵・装画制作、教科書挿絵など実績多数あり。
得意モチーフ:飲食物、着物、制服
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