陰陽師・安倍晴明の面影を描く
「稀代の陰陽師」と語り継がれている安倍晴明は、平安時代に実在した人物です。
天文学や占術を行う国家公務員のような職で朝廷に仕えていましたが、有能であった上に人の心の掌握にすぐれカリスマ性を持っていたため、数多くの伝説が語られ、日本文化の中でも特別な存在でした。
小説、ドラマ、映画でもよく安倍晴明が取り上げられていたので、私もいつか描いてみたいな、と興味を持っていました。
そんな時、熊野神社(東京都葛飾区)で晴明公の命日祭が行われるを知り、訪れてみたのです。
その時に安倍晴明の命日祭事を経験させていただき、今でも大切に祀られている存在なんだな・・とあらためて感じました。
何より、神主さんの装束を資料写真として撮影させてもらえたことがとても有意義な経験になりました。
やはり直接見ることができるというのは、絵を描く上でとても大事ですね。
さてそんな、今でも人気の安倍晴明を、私も描いてみました。
■想像の人物像
細身で理知的、イケメン
白と薄紫の狩衣姿
・・・というイメージ
そして、描いたのがこちら

陰陽道の術を用いて結界を張るという意味の、指に本を空に向ける象徴的なポーズにしました。
しかしやはり、安倍晴明というと妖怪や物怪との対決です。
背景に妖怪、九尾の狐も加えました。
色とエネルギーの対比で、対決の印象を強調しました。

この作品は、
- 平安時代や陰陽道を扱う歴史書・読み物
- 安倍晴明を題材とした小説やエッセイ
- 日本文化や信仰、伝承を紹介する書籍や特集
などの装画・挿絵としての使用を想定して制作しました。
絵を描く上で、想像を膨らませるのと同様に自分の目で見る・触る・足を運べる時は実際に行く。
そのバランスを大切にしながら、今後も制作を続けていきたいと思っています。
ちなみに・・最近では大河ドラマ「光る君へ」がとても興味深かったです!
平安時代が舞台の実写ドラマってなかなかないですからね・・・
装束や家・小道具など見入ってしまいました。
小説モチーフのイラスト↓
イラストレーター翠唯(すい)
退職後、充電期間を経てフリーのイラストレーターとして活動中。
シズル感のある飲食物や、きらめき感のある情景を描きます。
企業PRイラスト、書籍や雑誌の挿絵・装画制作、教科書挿絵など実績多数あり。
得意モチーフ:飲食物、着物、制服
イラスト制作に関するご相談・ご依頼や、ポートフォリオご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。



“陰陽師・安倍晴明の面影を描く” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。