クサカベ工場見学と絵の具づくり体験 〜ラピスラズリで水彩絵の具編〜

日本の老舗画材メーカー「クサカベ」さんでは工場見学と絵の具制作体験ができます(まとまった人数など条件あり)。

前回は工場見学したところまで書きましたが・・・

いよいよ絵の具制作です。

まずは顔料選びから。

様々な顔料から1つ選ぶんですが、セルリアンブルーとちょっと迷いつつ、「やっぱりここまできたら」とラピスラズリ(チリ産)を選びました。

ちなみにラピスラズリは、精製前と後で顔料の料金が違います。

青い粒子がそろった精製後の方がきれい!でもお高い・・・精製前の2倍くらい。

私は精製前の方にしました。

25g 2,740円で、そこに基本料金1,260円が追加され4,000円です。

(アラビアゴムやチューブ容器、機材の貸し出し、講習も込みです)

さていよいよ?

と思ったら、まずは染料・顔料の説明が始まりました。

干からびたダンゴムシのようなカイガラムシを水に溶かすと、あっという間に鮮やかな赤色が溶け出してきました。

これは染料素材とのことです。

顔料は水と分離し、底に沈みます。

こちらはとても貴重な鉱物素材。

この巨大なラピスラズリは、もう手に入らないそうです。

ラピスラズリを手にとって見ることもできました。

青の中に、金色や白も光って見えます。

きれい〜。

最近新潟県の糸魚川でラピスラズリが発見された!と話題になりましたが、写真で見たところだいぶ白い部分が多いので、絵の具の顔料としては薄い色になるのかな・・。

でもそのままで飾っておきたいくらいきれいだし、ロマンがありますよね。

さて、今度こそいよいよ絵の具づくりです。

ガラス板の上にラピスラズリの顔料を出し、アラビアゴムを垂らしてパレットナイフで混ぜていきます。

絵の具作りでは油絵の具も作れるのですが、その場合は顔料とオイルを混ぜます。

練り練りしていくと段々とクリーム状になってきました。

混ざったらまとめて、少量ずつすりつぶしていきます。

工場見学で見た、ローラーで粒子を均一にするみたいな工程です。

けっこう重い・・・

全部できたら、チューブ容器に入れていきます。

垂らさないよう入れるのが意外と難しい。

そして最後は、機械にはさんで折り込みます。

なんか楽しい。

ガラスに残った絵の具ももったいないので、水で薄めてから別容器に入れてきました。

こちらはお試しに使おうかな〜

絵の具作り体験が終わったら、そこでお買い得に販売されている画材のショッピングタイム。

(もちろん必要ない場合はすぐ帰れます)

みなさん色々買われていました。

そして、私もかなり思い切った買い物をしてしまいました!

買った画材とラピスラズリの絵の具レポは、後日また投稿しようと思います。

クサカベの工場見学と絵の具制作イベントは、クサカベさんのサイトに情報が載っています。

一人での参加や、夏休みには子どもも参加できる回があるので、興味ある方は要チェックです。

イラストレーター翠唯(すい)

デザインの専門学校を卒業後、映像系グラフィックス制作に携わりながら、個人でイラストの仕事も請け負う。
退職後、充電期間を経てフリーのイラストレーターとして活動中。
シズル感のある飲食物や、きらめき感のある情景を描きます。
企業PRイラスト、書籍や雑誌の挿絵・装画制作、教科書挿絵など実績多数あり。
得意モチーフ:飲食物、着物、制服
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