大正浪漫の雰囲気あふれる着物女性イラスト

大正時代ってたった15年くらいなんですが、和洋折衷の文化で独特の雰囲気があり、とても素敵ですよね。

大正時代に生きた女性のストーリーを想像しながら、イラストを描きました。

「浪漫喫茶の女主人」

偶然立ち寄った雰囲気のある喫茶店。

妖しく光るステンドグラスの窓の下で、キセルでタバコを吸う、女主人。

谷崎潤一郎の小説のようなイメージです。

「金木犀は、二度咲く・・・」

金持ちじいさんの美人妻が庭で金木犀の香りをかいでいるところを偶然見た、隣に下宿している男(学生)。

その時の盗み見ているような背徳感と、高揚感をイメージ。

「金木犀は二度、咲く・・・」とはどういう意味か?

ちょっと想像して、みてください。

「薄化粧」

大正時代、女性は花嫁修行をして親の決めた相手と結婚するのが当たり前だった。

この少女もそう。

会ったこともない男性のもとに嫁がなくてはいけない。

だけど唇につけた赤い紅は、少女の「周囲の思いどおりには生きたくない」という意思を表しているのだった。

大正時代のように色々な価値観で混沌とした時代、その時代に巻き込まれながらも逞しく、美しく生きた女性像。

「不思議なお客様」

大正ロマンの雰囲気の喫茶店で働く女給さん。

ある日、黒猫がお客さんとしてやってきて・・・

という内容のファンタジー小説をイメージした装画です。

小説や書籍の装画などのご依頼、お待ちしています。

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