金沢旅行〜ひがし茶屋 お茶屋美術館〜
金沢駅からバスで10分ほどで、ひがし茶屋に到着します。
街並みが以前放送していた大河ドラマ「べらぼう」の舞台のようで、なんだかタイムスリップしたみたいでした。

街灯もなんだかレトロで素敵・・・!

実は以前、このような街並みを描く時に写真だけではよくわからず、苦心したんですよね・・・
なので、たくさん写真も撮りました。
街には「Geisha Evenings」とのポスターが。
今は外国人観光客がほとんとなんでしょうね。

さて、街をぐるりと巡ると、周囲にはお寺や神社がたくさんあります。
なぜなのか調べたら、加賀藩は幕府にいつ攻め込まれるかという緊張感があったため、迷路のようにして攻め込みづらくしたり、境内に兵を集めたりするためだったということでした。
そういえば、にし茶屋という場所も行ったんですが、そこの付近にある妙立寺(忍者寺)は忍者には全く関係なく、いつ攻め込まれていいように、寺のあちこちに敵をあざむいたり倒すための仕掛けのあるびっくりなお寺でした。
(ちなみにこちらが妙立寺↓ 外国人観光客で埋め尽くされてました)

さて、ひがし茶屋内には、お茶や美術館があり、入ってみることにしました。
ここは1820年に建てられた実際に使われていたお茶やで、当時使われていた部屋、楽器、装飾品など見ることができます。
意外と狭く感じましたが、「ここで芸妓さんやお客さんが盛り上がっていたんだな・・」と想像しました。
この前に書いた、兼六園にある「成巽閣」にもあったのですが、当時は貴重な顔料であったウルトラマリンを贅沢に使った「群青の間」も見ることができます。
でもなんといっても、その当時使われていた装飾品の数々がすごかった!
鼈甲でできたおびただしい数の笄(こうがい)や美しい貝細工の櫛、ものすごく精巧に作られている簪(かんざし)などなど、どれも素晴らしい作りで、見入ってしまいました。
昔はこんな素晴らしいものを職人さんたちが作りだし、芸妓さんたちを華やかに彩っていたんだなと思うと、本当にすごいことだと思います。
海外の王族が作らせてきた宝飾品に匹敵するようなクオリティなのでは?
もっとこのすごさを伝えたい!と思いましたが、やはり現地で直に見ることをおすすめします。
一部はフォトライブラリーで公開されています。こちら
金沢の文化や装飾品・工芸品の美意識・技術の高さを改めて知って、能登地震で失われたものの大きさをあらためて実感しました。
ですが、こんな素晴らしい文化・技術をぜひ後世に伝えていってほしいと切に思います。
これはもう、個人レベルの話ではなく、国をあげて守っていくものですよね・・・
食べ物も本当においしく、今まで行った国内・海外の旅行先の中でも大満足の旅行でした。
イラストレーター翠唯(すい)
退職後、充電期間を経てフリーのイラストレーターとして活動中。
シズル感のある飲食物や、きらめき感のある情景を描きます。
企業PRイラスト、書籍や雑誌の挿絵・装画制作、教科書挿絵など実績多数あり。
得意モチーフ:飲食物、着物、制服
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