黒板アート・雑誌仕事完了後、シビュラ展へ——濃密な1日
昨日はちょっと珍しく忙しい1日でした。
朝は、店内黒板イラストをお任せしていただいているお惣菜やさんで、冬仕様のイラストに描き変えに行きました。
このボードは一度描くと濡らした布で拭いても汚くなってしまうので、描き損じないようあらかじめ型紙を作っておきました。

紙に穴を開けて、だいたいの形をなぞっていきます。
しかし・・・白のチョークが残り少ないことが判明!
今回シマエナガなので、違う色で代用というわけにもいかないし・・。

「足りますように」と思いながら、まんべんなく塗りつぶしていきました。

とことんまで白を使い切りましたが、なんとか足りた〜
クリスマスやお正月の雰囲気を感じられるように、白と赤でまとめました。

身を寄せあうシマエナガは「シマエナガ団子」と呼ばれているそうですが、おしくらまんじゅうしてるみたいでかわいくて、見た人ににっこりしてもらえたら嬉しいです。

挿絵を担当している「食べもの通信12月号」も置いておきました。
待ち時間にでもたくさんの人に読んでもらいたいです。
さて一度家に帰ってから、今度はその食べもの通信社さんへ。
月1回の色校正の日なんですが、先月開催された「食べもの通信 55周年のつどい」の会場で展示していただいた原画を返却していただきました。
今年1年色々な食材・料理を描かせていただいて、すぐにイメージが思いついたり、なかなか浮かばず悩んだりと色々あったな・・と思い出しました。
色校正の場では編集部の方々の他、デザイナーさん、ライターさん、印刷所の方々と接して色々な話を聞くことができて、デザイン経験のない私にとってありがたい場です。
「食べもの通信」さんのお仕事、(私は)今年はこれにて終了ですが、来年も楽しみです。
帰りには編集長から素敵なお菓子をいただきました。

帰ってから開けましたが、かわいいお菓子!
素朴な味わいで、ついついつまんでしまいます。
さて、色校正の後は京橋で開催されている「シビュラ展」へ。
地下鉄「京橋」駅からすぐのはずなんですが・・地図アプリ頼りに向かったら「ギャラリーくぼた別館」についてしまい、「え?どこ?」とぐるぐる歩き回り。
スマホの充電がなくなるっ!となった時に、すぐ近くに「ギャラリーくぼた本館」を見つけられました。
エレベーターで5階へ。

SNSでフォローさせていただいている作家さんがたくさん出展されてる!
でもやはり原画は迫力があります。
スマホやパソコンの画面で見るのとは大きさが違うし、マチエールやきらめき感など作品から発せられる情報量がとても多くて、各作家さんの個性がより際立っています。
平坦に見えたのに、原画ではこんなふうに立体的になってたんだ!とか発見もありました。
額装などで絵の世界観が強調されるのもまた、興味深かったです。

盛りだくさんの、充実した1日でした。
来年もたくさんのお仕事や人・作品に出会えるよう、フットワーク軽く活動して行こうと思います!
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イラストレーター翠唯(すい)
退職後、充電期間を経てフリーのイラストレーターとして活動中。
シズル感のある飲食物や、きらめき感のある情景を描きます。
企業PRイラスト、書籍や雑誌の挿絵・装画制作、教科書挿絵など実績多数あり。
得意モチーフ:飲食物、着物、制服
イラスト制作に関するご相談・ご依頼や、ポートフォリオご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。


